美味しい温度を保つ「ダブルウォール構造」
マグの外側と内側に中間層(空洞)があり、その中間層が空気を含むことによって断熱材の役割を果たします。この特殊な構造により保温・保冷に優れた機能性を実現。熱い飲み物は素手で持て、冷たい飲み物は結露しづらいという効果があります。直にカップ本体を持つことを想定して作られるダブルウォール構造ですが、あえて取手をつけることで、Wired Beansらしい、置いても美しく・職人の手作り特有の陶磁器の特長を兼ね備えたモダンで瀟洒なデザインに。機能面はもちろん、使い手それぞれにあわせた持ち方や使い方ができるのが特長です。
表情が様々な「黒天目」(くろてんもく)
宋代に福建省の建窯で焼かれた黒釉碗が元とされ、鉄を多く含む釉薬で「天目(てんもく)」と呼ばれる”黒く発色”した鉄釉。
艶のある黒の発色部分が1点1点違う形で表現されるのも魅力の1つです。
有田焼(ありたやき)とは
有田焼は佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器であり、積み出し港の名前から伊万里焼としても呼ばれてきました。17世紀初頭から約400年の歴史を持つ日本最古の磁器であり、古くより東インド会社によって、カンボジアやベトナム、中東やヨーロッパにも輸出されてきた歴史があります。1977年に経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されています。
「生涯を添い遂げるマグ」について
日本各地の窯元(職人)がそれぞれの土地の素材を使って同一デザインで製作しています。シンプルながらも飽きの来ない共通デザインでつくることで、窯元の個性と地域ごとの特色が際立ちます。
生涯補償について
「割れることが不安で普段使いを躊躇してしまう」ことがないよう、そして「職人手作りの製品をより身近に、末永く愛用していただきたい」という想いから生まれたのが、ワイヤードビーンズ独自のサービス「生涯補償」です。
破損した製品を外箱(杉箱)・補償書とともにワイヤードビーンズにお送りいただくことで、何度でも新しい製品へと交換し、お届けいたします。
(詳しくは製品同梱の「補償書」をご確認ください。)
コーヒー本来の美味しさに気づく仕掛け
「生涯を添い遂げるマグ」のデザインは、カップ内側の側面の角度とボトムの丸みによって、コーヒーを注いだ時に対流を生み出します。この対流によって良質なクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶキメ細かい泡)が作り出され、香りと温かさを閉じ込めることで、コーヒーの美味しさを最後まで感じられます。
●お取り扱い上の注意
電子レンジ:○
食器洗浄機:○
オーブン・直火:×
○研磨剤入りスポンジ、クレンザーなどは破損の原因となりますので絶対に使用しないでください。
○強い衝撃や過度の急熱・急冷を与えると破損のおそれがあります。
○電子レンジ(3分以内)・食器洗浄機でご使用いただけます。
○オーブン・直火には使用できません。
○他の食器と重ねますと傷や破損の原因となりますのでおやめください。
○洗浄後はよく水気を拭き取り乾燥させてから保管してください。
※ダブルウォール構造(二重構造)の特性上、電子レンジを長時間使用すると中の空気が膨張し破損する可能性がありますのでご注意ください。
●手づくりの想い *製品仕様について
本製品はサイズや厚みのばらつき、凹凸が見られる場合がありますが、これは手づくりの証です。
・サイズは、高熱の炉の中の置く位置によってばらつきが生じます。
・厚みや凹凸は、職人が釉薬を付けるときの業から偶然生まれるものです。
・内部底面の丸みは、エスプレッソ系コーヒーの良質な泡をつくり出すために工夫されたものです。
どうぞ、職人の心意気がいっぱいの、手づくりの良さを感じてください。